お客様と二人三脚で空間創り

お仕事について教えて頂けますか。

商空間・住空間のインテリアデザインと設計、設計管理、プロダクトデザインをベースに、ロゴやグラフィック、印刷物などの店舗運営上必要なツール全般のディレクションも行っています。

僕は、空間にあるもの“全てがインテリア”と捉え、普段仕事をしています。

プロデューサーのような役割でしょうか。

プロデューサーというと俯瞰的にお店を見ているイメージです。もちろん客観視も大切なのですが、僕の場合はお店のオーナーさんと常に向き合いながら二人三脚でやっています。

昔からデザインに興味があったのですか?

小学生の頃から興味がありました。当時、地元の雑貨屋さんに行ったり、雑誌を見たりした時、一般的には「こんな部屋に住んでみたい」と思うんでしょうが、僕は「こんな空間を作りたい!」と思ったのが初期衝動です。

デザインの中でも、建築ではなく内装に興味を持ったのですね。

きっかけが雑貨屋さんでしたし、人が利用する“中”のデザインに興味があったんです。例えば、レストランであれば、どんなに外観が優れていても、滞在し、食事をするのは店内であるように、人が関わるのは中のものが多いですよね。人がどう使うか、それを妄想するのが楽しいので、外側より内装により興味を持ちました。

大学では文学部に進まれて、その後、デザインの専門学校に進学。

大学に進学した当初は教師になろうと思っていましたが、在学中、 教員課程の勉強を進めていく中で、教員への思いよりもインテリアデザインへの思いが突き抜けて強くなり、専門学校に入ることにしました。

夢への第一歩を踏み出したのですね。

卒業後は設計、施工会社に就職しました。この業界で独立することは、美容師さんがいずれ独立していくのと一緒で、最初から「経験を積んだら独立するもの」と考えていたので、32歳で今の会社を立ち上げました。

2019年春で独立して1年。順調ですか?

おかげさまで、皆様からのご紹介でお仕事を頂けています。基本的に1人で動いているので身軽であることと、お客様とは受注から引渡しまで長い期間、密な時間を過ごしますから、いい距離感で仕事を進めれることも評価して頂けているかもしれません。

今の仕事で大切にしていることは?

その場所を利用されるお客様のところまで考えることですね。奇をてらったものではなく、利用者がウキウキ、ワクワクしたり、居心地がいいと感じたり。もしも、オーナーさんが求めているものと違っていても、「お客様のために、こちらの案がお勧めです」と提案することもあるんですよ。

仕事の中でワクワクする瞬間はどんな時ですか?

工事終わった瞬間です。引き渡しの前に、業者さんにありがとうございましたとお礼を言って送り出し、そのあと誰もいない無音の空間に1人で立っている時はテンションが上がります。
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↑片山さんがデザインを手がけたBBQ場の施工の様子

 

THE LINKS は内装から感じられる空気感と集まる人達の空気感が一致している究極の空間

現在はデザイン専門学校の講師も務められているそうですね。

母校で後輩たちに教えているので、感慨深いですね。恩師が誰か若手にバトンタッチしたいと思っていた時期に、ちょうど僕が独立をして声をかけてもらいました。生徒さんからしても、その学校を卒業して独立してやっている先輩に教えてもらうのと、部外のデザイナーさんに教わるのとでは受け取り方が違うのではないでしょうか。

「僕に務まるかなぁ」と言いながら、なんとか頑張って教えています。僕にとっても、デザインの概念について改めて考えさせられる良い機会になっています。

どんなことを考えるのですか?

一般の方にはオシャレなものやカッコイイものが“デザイン”だと思われていますが、例えばサラリーマンの普段の生活になじむような、親しみやすいモノも、創り手によって緻密にデザインされたものです。

そういった一般の感覚と、僕たちの感覚を埋めていけるよう発信して、「デザインはもっと生活に身近なものなんだ」ということを、自分の手の届く範囲で広めていきたいですね。

そうすることで、世の中の何が変わると思いますか?

もっと豊かな世の中になるのではないでしょうか。よく友達のデザイナーと話すんです。「義務教育にデザインの授業を入れて欲しいよね」って。

例えば、小学生に身近にあるものの穴を見つけてみましょうという質問をしたとして、穴は丸だけじゃなく、コンセントの四角い穴も穴ですし、よくよくコンセントを見ると左右の長さが違うだとか。

そういった身近な物について考える思考回路を作って、物の仕組みを知ることで、物を大事にするようになったり、もったいないから捨てないという考え方ではなく、“良いものだから取っておく”という考えが生まれるのではないかと思います。

面白い発想ですね。

スマホの使い方にしてもSNSに誹謗中傷を書き込むのではなく、デザインを感じてもらい物をより良く使える人が増えれば、もっと良い世の中になるはず。

そういったことを教えられる空間があればと、常日頃考えているんですよ。

今後の目標を教えて下さい。

5年以内に飲食店を出したいです。生活には“衣食住”とありますが、中でも食と住は絶対にないと生きていけないものだと思っていて。今、住を作る仕事をしていますし、食に関しては以前、飲食店やバーで働いていたので、その経験を生かしたいなと。

どんな飲食店にしたいですか?

仕事の打ち合わせに利用する際、「ここは僕が手掛けたお店です」というと分かりやすいですし、さっきお話した「デザインはもっと身近なものだ」ということを伝えられる場所になったらいいですね。

それと週末には自らカウンターに立ち、お酒を囲みながら色んな人と色んな話をしたい。そうすれば何か新しいものが生まれるんじゃないかと、そういったワクワクするような空間を作りたいです。

それは楽しみですね。では、THE LINKSとの出合いを教えて頂けますか?

ここの内装と設計を手掛けた方のFacebookか何かで、コワーキングスペースができるという告知を見て、「中はどうなっているんだろう」と覗きに来たのがきっかけです。僕は、新しい場所がオープンしたら見に行ってしまうのが職業病ですから(笑)。

その時に居心地が良いと感じて、独立する際はここにしようと決めました。

THE LINKSを選んで良かった点は?

「北浜で事務所を持っています」と言うと、単純に聞こえがいいですよね。お相手にも「良い所ですね。」とリアクションをされますし、あとは利用した際に感じる木の温かみも好きです。こういった内装が好みの会員さんが集まるから、会話の温度が合うのも良い点ですね。

デザイナーさん目線ですね。

内装の色ってスタッフさんの色が必ず出るので、必ずしも内装だけに寄ったものではないのですが、どういう人が集まるかをイメージして内装を考えて、結果、そのトーンが一致するというのが、内装の究極。THE LINKS は、それが上手くいっている空間だと思います。

会員さんとはどんな交流がありますか?

貸事務所に閉じこもっていたのでは出会えないような、コワーキングスペースならではの出会いがあります。例えばCMプランナーさんであったり。イベントやパーティもよく開催されているので、「他の業種の方はこういうことを考えているんだ」{こういったツールを使って仕事をしているんだ}といった新発見が多く、脳みそに刺激を受けやすい場所と感じます。
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最後に片山さんにとってTHE LINKSとは?

仕事の幅が広がり、自信をもらえた場所です。

以前なら「これは自分に務まるだろうか」と躊躇していた仕事もありましたが、

色んなジャンルのプロフェッショナルがTHE LINKSにはいて、分からないことがあればアドバイスをもらったり、実際に手伝ってもらったり。その会員さんから人を紹介して頂くこともあり、ここでの人脈が生まれたおかげで、どんな仕事でも受けられるようになりました。

人脈の幅が広がったことで、受けられる仕事の幅が広がたことがTHE LINKSでの大きな収穫ですね。

PROFILE
片山さんナナメラボアイキャッチ
NANAME lab.
片山 聡(かたやま あきら)
基本情報
役職:代表取締役
出生年:1985年
血液型:B型
出身地:岡山県倉敷市
出身高校:岡山県立倉敷青陵高等学校
出身大学:大谷大学 文学部
座右の銘
  • 常に全力で楽しむ
プライベート
ニックネーム:ありすぎて・・・。最近は名前“あきら”で呼ばれます
趣味:お酒、野球、マラソン、自転車、コーヒー
特技:野球の両打ち、料理(paella)
尊敬する人:松下幸之助
年間読書数:約10冊
心に残った映画:ドラムライン
好きなマンガ:スタムダンク
好きなスポーツ:野球、サッカー、バスケ、アメフト スポーツ全般です
好きな食べ物:牡蠣、梅干し
嫌いな食べ物:なし
行きつけのお店:内緒です
訪れた国:サイパン(アメリカ)
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(日・祝祭日:定休日)
※平日は20時までの入店をお願いしております。

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