大学時代、就職活動に取り組みながら“やりがいのある仕事”を模索していた森高さんは、ふと「司法書士になろう」と思い立ったという。その直観力と行動力が、今の活躍に結びついている。今回のインタビューでは、THE LINKSを拠点に起業を目指す人にとって縁の下の力持ちになりえる、司法書士の仕事にクローズアップし、彼の思いを伝える。

生まれ育った吹田市に貢献したい

-森高様にはTHE LINKSを1年に渡って応援して頂く“スポンサード”として、弊社HPにバナーを張らせてもらっています。そもそも、THE LINKSとの出合いとは?

THE LINKSの発起人の一人である髙室さんが司法書士を募集していると、知り合いが教えてくれたことがTHE LINKSの存在を知ったきっかけです。

その際、まだTHE LINKSは立ち上げ前で「起業家やフリーランスを支援するコワーキングスペースを作ろう」との目標を掲げ、クラウドファンディングで支援者を募っていました。そういった熱意に感銘を受け、ぜひ支援ができたらとクラウドファンディングに参加し、スポンサーにならせて頂きました。

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―THE LINKSのようなコワーキングスペースを拠点に起業する人は、司法書士さんのお力を借りることも多いですから、今回のインタビュー記事をきっかけに森高さんとお客様との橋渡しができればと考えています。では、現在の仕事内容について教えて下さい。

登記を代理することがメインになりますが、大きく分けると不動産、会社法人の登記があります。まず不動産でいうと、売買であったり、相続をする際に法務局での名義変更が必要になるので、それをお客様に代わってさせて頂くことが1つと、会社につきましては設立をはじめ、役員変更や資本金の増減、合併をする際の手続きを代理します。

その他、成年後見制度、いわゆる認知症になった方や判断能力がなくなった方の代理で財産の管理をする仕事も受け持っていますし、金額が140万円以内の事案であれば、依頼主の代理人として裁判で弁護士のような役割を担うことも。

―ご活躍されていますね。ところで御社は吹田市内に所在していますが、なぜ吹田市だったのでしょう?

吹田市というと、皆さんは田舎のイメージを持たれるかもしれませんね(笑)。とはいえ、大阪市のすぐ隣ですので、大阪市内のお客様もいらっしゃいますし、私は小学3年の頃から今に至るまで20年以上、吹田市に暮らしているので「地元に貢献したい」という思いがありまして。

独立後、吹田市を拠点にして7年になりますが、どんな些細なことでも気軽に相談できる「身近な“くらしの法律家”」になれたら、との思いを持っています。

―司法書士になったのは何歳の頃ですか。

大学卒業後、一年に一度実施される試験に3度目で合格し、25歳の頃から司法書士として働いています。30歳で独立するまでの5年間は2つの司法書士事務所に勤務し、社会人として、そして司法書士としての基礎を学びました。

―高校や大学で進路を考える頃から、司法書士という職業は視野にあったのですか?

それが全くなかったんです。高校は大阪府立北千里高校だったのですが、そこの指定校推薦でたまたま関西大学の法学部に入ることができた、というのが正直なところでして。法律を学ぶことは面白かったですけど、学校の勉強よりもどちらかというと中学時代から続けていたバスケットボールと、アルバイトに明け暮れていた大学生活でしたね。

―法律の面白さとは?

理論的に組み立てられているところが面白いなと。法律は色んな解釈の仕方があるにもかかわらず、それぞれの解釈はちゃんと理論的に成り立っています。例えば1つの問題から全く違う解釈であるAとBが派生したとしても、どちらも納得できるような理論で成り立っている。必ずしも自分の解釈が正しいわけではなく、「なるほど、そういう考え方もあったのか」と関心させられることが多々あります。

―当時、就職に関してはどう考えていましたか。

司法書士の存在を知ってはいましたけど、そこまで真剣に「なりたい」とは思っていなかったので、文系の学生が受けるような一般企業を中心に就職活動をしました。その過程で、内定をくれた会社も、ご縁がなかった会社もよくよく考えてみたら魅力を感じなくて。

ふと、「就職したとしても辞めてしまうかもしれない」と考えた時に、司法書士の仕事ならやりがいがあるかもしれないと思ったんです。

―それで就職を断念。

はい。その時は勢いもあったので、司法書士に受からなかったらどうしようという不安よりも、「とにかく挑戦してみよう!」との思いが強かったですね。

司法書士の試験は毎年一回、7月に実施されるのですが、卒業後、勉強もそこそこにすぐに受けた試験は当然落ちて、次の年も不合格。その次の年にようやく合格しました。3度目の試験を受けた後は手ごたえを感じなかったので、結果が出るまでの間、また来年頑張ろうと修行のつもりで司法書士事務所に就職したら、結果、受かっていたという。

―卒業後から合格するまでの2年半は、勉強だけに専念していたのですか?

いえ、生活をしなくてはいけませんから、昼は部品を組み立てる工場で働いて、夜に勉強していました。工場での仕事はきつかったですが、今思えば良い思い出です。

02森高

 

 

分かりやすく説明することがポリシー

―そういったご苦労もありながら、試験に合格して司法書士事務所に勤務。社会人として得た経験とは?

最初に驚いたのは上下関係の厳しさでした。所長や先輩に逆えないのは当然ですが、真夏でも真冬でも朝は窓全開でぞうきんがけするという決まり事にも驚きましたね。でも、そこで働いていた1年半の間に社会人としての基礎を全て学ばせてもらって、辞める頃には社内でナンバー2のポジションに立っていました。

スキルアップを目指して、1社目ではあまり機会のなかった裁判での仕事など違う分野の仕事を学ぶために転職することにしました。

―2社目で3年働いたのち、独立。なぜ、このタイミングだったのでしょう?

自分の中で「30歳までに独立」という目標を掲げていましたから、その目標通りに、といった感じです。

―これまでの経験から芽生えた起業指針やポリシーなどはありますか。ちなみにTHE LINKSは可能な限りお客様のご要望に応えることを心がけています。

私のポリシーは「分かりやすく説明すること」です。法律というのは皆さんの日常生活に深く関わっているにもかかわらず、知識がないばかりにトラブルに巻き込まれたり、問題が起こったりしがちですよね。

そういった問題を抱えているお客様に対して、専門的な知識を持つ私がひとりよがりに進めてしまっては、ただでさえ問題を抱えているお客様にさらに不安を与えてしまいます。そうならないためにも、親切かつ分かりやすく丁寧に説明する。きちんとご理解頂きながら、安心してお任せ頂けるような存在であることを心がけています。

―なるほど。THE LINKSでは、今後いっそう起業家予備軍の方々をサポートする取り組みを増やしていきます。そういった中で森高さんができることは多そうですね。

起業をしようとする人は必ずしも資金が潤沢にあるわけではありませんから、ご自身で登記をしようとなさる方もいらっしゃいます。ところが、それはそれで時間もかかりますし、煩わしさがある。その煩わしい部分を司法書士にお任せ頂ければ、空いた時間をビジネスそのものに費やして頂けるのではないでしょうか。

―起業家を後ろから支える、それが司法書士としての森高さんの姿勢なのですね。この度は貴重なお話をありがとうございました。

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「あなたにとってLinks(繋がる)とは」

相手を認めることです。人と人が繋がるためには、お互いを尊重し、理解しようとする姿勢が大切だと学びました。そして最も最初に行うべきは、ありのままの相手をまず認める。そこから人と人が繋がるスタートだと思います。

PROFILE
森高アイキャッチ
司法書士もりたか法務事務所
森高 悠太(もりたか ゆうた)
大学時代、就職活動に取り組みながら“やりがいのある仕事”を模索していた森高さんは、ふと「司法書士になろう」と思い立ったという。その直観力と行動力が、今の活躍に結びついている。今回のインタビューでは、THE LINKSを拠点に起業を目指す人にとって縁の下の力持ちになりえる、司法書士の仕事にクローズアップし、彼の思いを伝える。
基本情報
役職:代表
出生年:1981年
血液型:AB型
出身地:大阪府吹田市
出身高校:大阪府立北千里高校
出身大学:関西大学 法学部
所属団体、肩書き等
  • 一般社団法人大阪青年会議所
  • 吹田商工会議所青年部
  • 大阪府中小企業家同友会 吹田支部
座右の銘
  • 一を聞いて十を知る
プライベート
ニックネーム:ちさと、ミュータ
趣味:テレビ鑑賞
年間読書数:2~5冊
心に残った本:ルドルフとイッパイアッテナ
心に残った映画:バックトゥザフューチャー
好きなマンガ:うしおととら(藤田和日郎)
好きなスポーツ:バスケ
好きな食べ物:スイカ
嫌いな食べ物:うどん
行きつけのお店:ミスタードーナツ江坂南ショップ
訪れた国:3カ国
大切な習慣:一日の仕事初めの神頼み
口癖は?:大丈夫
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